2013年02月01日
過敏性腸症候群とは
一般的には、過敏性腸症候群は検査をしても中々わかりづらく、それは、炎症や潰瘍など目に見える異常がないからです。
一般的に過敏性腸症候群の原因は、腸の運動を司っている自律神経の異常が主とされています。
明らかな異常がないのに過敏性腸症候群になると、腹痛や腹部の不快感が強くなり、便秘や下痢が長く続きます。
また、過敏性腸症候群は、精神的不安や過度の緊張などからくるストレスによって引き起こされることもあります。
男女比で見ていくと、過敏性腸症候群は、女性が非常に多い病で、便秘型、下痢型、交代型に分けられます。
男性の場合、下痢型、女性の場合は便秘型が多いというのが、過敏性腸症候群の特徴です。
パニック障害などとほぼ同じような原理で、過敏性腸症候群になることは多く、むしろそうしたケースが最近では増えています。
最初は身体的理由が原因であっても、不安障害の一種として下痢になり、過敏性腸症候群になるケースもあります。
つまり、消化器科を受診する人の3分の1が過敏性腸症候群というわけで、いかに多いかがよくわかります。
近年では、セロトニンという神経伝達物質が、過敏性腸症候群に関係しているとも言われています。
Posted by レイカ at 11:50
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