2013年02月22日

臓器移植と脳死

臓器移植でよく取り上げられる問題が脳死であり、移植する場合、心停止した人から提供された臓器を移植するのが圧倒的です。
つまり、心停止した臓器の場合、臓器移植をするにあたって、非常に難しくなるということです。
なぜそうなっているのかというと、臓器移植をするにあたり、脳死そのものが死の定義としてふさわしいのかが、ハッキリしていないからです。
つまり、臓器移植をしない限りは、脳死判定をする必要性はないということになるわけです。
脳死の概念は、一般的に臓器移植を可能にするために設けられたものなので、そこに問題があるわけです。
今現在の判定基準が正当かどうかも疑問視されていて、脳死と臓器移植の問題は、解決に至っていません。
そこで問題になっているのが、脳死や、心停止後の臓器移植について、法律が定められていることです。
これ以上治療しても助からない、という延命措置を停止する限界点を臓器移植は越えることになります。
臓器摘出が可能な死の時点は、脳機能の喪失ではなく、脳細胞の死滅を意味するもので、臓器移植との関連性が指摘されています。
脳死判定を受けるかどうか、また、脳死を死とみなすかどうかによって、臓器移植の考え方が変わってきます。

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