2013年04月06日

発酵食品と加熱との関係

発酵食品は過熱すると栄養価値が下がり、パワーが下がるなどとよく言われます。
実際問題、多くの細菌は高温処理する事によって死滅してしまいますから、雑菌対策として加熱が非常に有効的な方法である事は言うまでもありません。
しかし、それが本当なのかどうかとなると、皆さん微妙なところで、ちょっと首をかしげられるようですね。
ただ、私たちが本当に発酵食品に求めなければならないものは、有用菌の有用効果ではなく、酵素パワーだとしたらどうでしょうか。
だとしたら、加熱がいいとか悪いとかに余り拘り過ぎず、酵素パワーを少しでも活用出来ればという位の気持ちでいた方がいいのかも知れません。
こうなると、全ての発酵食品が完全に加熱処理NGという訳でもなくなって来ますよね。

発酵食品に含まれる有用菌の有効効果や酵素パワーは、加熱すれば軽減する事は否めないでしょう。
まあ早い話、日本酒を軽く加熱した温めの熱燗にイカの塩辛なんていうのも悪くはないという事です。
勿論、この酵素も熱に弱いという性質を持ち合わせてはいますから、決して加熱OKという訳ではありませんが、酵素の適温が私たちの体温と同じ位だったりなんかもするのです。
その代表格が、チーズやヨーグルト、それに納豆やキムチ、そしてアルコール類です。
こうした発酵食品の加熱に対する意見や考え方は人それぞれですから、関連のブログやサイトでいろいろな見解を聞いてみられるといいと思いますよ。

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