2013年11月15日

小児ぜんそくの長期管理治療薬

小児ぜんそくは発作が出た時だけが勝負ではなく、体調の落ち着いている時ほど重要視する必要があるのです。
確かに、どんなにいい薬でも薬は薬ですから、なるべくなら飲まない方がいいのはいい訳で、ましてや小児ぜんそく持ちの子供たちは敏感な体質な訳ですものね。
実はこの長期管理治療薬、特に症状の軽い場合、なるべく使用しない方向で考えられる事もしばしばなんですねぇ。
服用しなくて済むのであれば、服用しないというのも一つの考え方だとは言えます。
現在我が国では、比較的副作用が少なく、服用も容易な吸入ステロイド薬という治療薬が最も多く使用されています。

小児ぜんそくの原因はホコリなどのアレルギー物質である事が多いので、それらを出来る限り除去する事で、治療薬を使わない改善を心見られる方も大勢いらっしゃいます。
因みに、この吸引ステロイド薬については、我が国では小児ぜんそくのガイドラインでも推奨されている治療薬です。
後、小児ぜんそくの根本的な要因である気管狭窄を改善する機関拡張剤もしばしば処方されていますね。
つまり、常日頃からきちんと服用する事で、徐々に気道の細胞が健康な状態に形成されて行くんですね。
なので、小児ぜんそくの発作が落ち着いている時ほど、安心せず、こうした治療薬による改善が必要になるのではないかと私は思います。
小児ぜんそくの治療薬には、発作が出た時に取り敢えずそれを抑えるために使う発作治療薬と、毎日定期的に服用する長期管理治療薬とがあります。

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