2014年01月01日
適応障害とは
新しい就労環境や学びの環境に中々なじめないという五月病などは、典型的適応障害の一つと考えていいでしょう。
ただし、五月病の中には、単に厳しい受験戦争や就活を勝ち抜いてゴールインした事で気力が失われ、何となくどこもかしこもがつまらなく感じてしまうケースもあります。
ですが、こうした心の病気、即ち精神疾患には不治の病なんてないんです。
ただ、環境改善というのは自分だけで簡単に出来るものではなく、特に家族の理解と協力は必要不可欠になって来るでしょう。適応障害というのはその名の通り、ある環境に適応出来ない、即ちなじめない事から発症する精神疾患の一つです。
また、引っ越しなども非常に要因となりやすい疾患であって、いつ、誰が発症しても不思議ではない心の病気だと思っておく必要があるでしょう。
そして、そのストレス因子さえ特定出来れば、適応障害からの脱出はそう困難ではないのです。
ただし、周囲の環境がストレス因子となって発症する精神疾患である以上、その周囲の理解と協力をなくしては完治の道は確立出来ないと言っても過言ではないでしょう。
ですから、本人にはその判断が意外とつきやすいもので、環境を変える事によって完治するパターンが圧倒的多数です。
そのため、診断に思いのほか時間を要する事になってしまう訳ですが、必ずストレス因子は特定出来ます。
しかし、鬱病との最大の違いは、その要因となるストレスの種のようなものが極めて身近にある事です。
Posted by レイカ at 16:50
│病気治療と健康促進の方法