2014年01月03日
適応障害に効果的な薬
適応障害に効果的な薬はないというのが今の現実で、医師によっては、全く投薬治療をしない事もあります。
また、症状が強く出て、不眠状態が継続されている時期には、睡眠薬の服用が推奨される事もあります。
そのため、一見容易に見える適応障害の治療ですが、思いのほか長期にわたる事も多く、その間、多少の薬物療法も必要になって来る訳です。
特に精神疾患というのは、頭痛や下痢などと同じで、取り敢えず薬で抑えないとどうしようもない時というのがあります。
ですから、適応障害は鬱病や不安障害とは全く異なる疾患ではありますが、抗うつ薬や抗不安薬などを投与する事も必要になって来るんですね。
ただ、やはり薬で治らないのが適応障害であるという事をしっかりと認識し、関連のブログやサイトでいろいろな対処法を探すのも大切でしょう。
やはりストレス因子となっている人間関係や環境の改善をなくしては治らないと言っても過言ではありません。
取り敢えずそれを飲んで、適応障害の強い症状を抑え、落ち着いて対処するというものです。
しかし、薬物療法によって肉体的な症状を緩和させる事は、治療を円滑に進めて行く上では、とても有効的だと言えます。
ただし、自らの精神力を鍛えたり、心や体を薬で落ち着ける事だけでは完治しにくいのが適応障害の厄介なところ。
しかし、それに根気よく取り組まなければ適応障害の完治は望みにくい訳で、そのために薬物療法が用いられているという感じですね。
Posted by レイカ at 17:10
│病気治療と健康促進の方法