2014年09月07日
子宮体癌の初期検診
そうすると、細胞組織を採取するための器具がスムーズに入らないんですね。
子宮癌の検診は、まず最初に細胞診断が行われ、その結果によって、組織診断が必要かどうかを決めます。
確かに、子宮頸癌は若い人の発症率も高く、進行が早い人も多いと言われています。
何故なら、子宮体部に細い器具を挿入して子宮内膜の細胞を採取するからです。
それに比べ、子宮体癌は、比較的高齢の患者数が圧倒的多数で、進行もスローな人が目立ちます。
因みに、集団の癌検診や健康診断などで行われる子宮癌の検査は、子宮体癌の検査ではなく、主に子宮頸癌の検査です。
麻酔を使えば、当然検査後の処置や回復にも時間を要しますから、子宮体癌の検査は、手間が掛かると言われるんですね。
だから、通常の健康診断や癌検診では省かれてしまうんですね。
と言うのも、子宮体癌は、その名の通り、子宮本体の内側の子宮内幕に出来る癌だからです。
ね、いくら理屈は同じでも、子宮頸癌と子宮体癌とでは、随分検診の規模が違うでしょう。
子宮体癌の検査も麻酔を使わなければそうでもないのかも知れませんが、やはり検査は麻酔をして行う事が多いみたいですね。
そのため、短時間で行う集団検診や健康診断で子宮体癌の検査が行われる事が少ないんですね。
そうなると、単なる子宮体癌の初期検診であっても、子宮の入り口を少し拡げる処置をしてから子宮内膜の細胞を取る事になります。
それに比べて、子宮頸癌の検査は、子宮頸部を綿棒などで擦るだけで診断用の細胞を採取する事が出来ます。
Posted by レイカ at 10:00
│病気治療と健康促進の方法