2014年09月08日

子宮体癌の手術


所謂子宮全摘という形で、その後、骨盤からリンパ節郭清、そして、腹腔洗浄し、細胞診をするのが標準的な流れです。
子宮周辺のリンパ節である骨盤内のリンパ節は、最初に発症した子宮体癌の広がりを確認するために摘出するのです。
と言うのも、子宮体癌はホルモンバランスの崩れが引き金になる事が多く、今の日本女性のライフスタイルを見ると、典型的現代病とも言えるのです。
それでも、再発のリスクは5パーセント未満で、5年生存率は98パーセントを超えると言うのですから、いかに早期発見が大事かという事ですよね。
子宮体癌の手術によって、その後、日常生活に何らかの支障を来す人は、大抵レベル3以上の患者さんだと言われています。
それもかなり急速なうなぎ登り状態で、これまで子宮癌の8割を閉めていた子宮頸癌に、追いつけ追い越せの勢いです。
ただし、レベル0と呼ばれる本当の初期段階の子宮体癌の手術であれば、子宮と卵管、卵巣を取り除くだけで終わる場合が殆どだそうです。
腹腔内の癌細胞の有無を検査する細胞診も同様、癌の広がりを確認するために行われます。
とは言っても、子宮の全摘が絶対条件である子宮体癌の手術は、女性にとっては、辛く悲しいものですよね。
そして、特に、これまでにはほぼ無関係に近かった若い世代での子宮体癌患者が着実に増えているのです。

子宮体癌に見舞われる日本人は、そう多くはないと言われていましたが、昨今、日本でも子宮体癌は確実に増加しています。子宮体癌の手術は、勿論、癌細胞の摘出が第一の目的ですが、他にも手術には、腫瘍の広がりを診断する目的もあります。
こういう話を聞くと、子宮体癌という疾病に関心を持たざるを得なくなりますよね。

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