2014年09月09日

子宮体癌の転移


レベル0の段階の子宮体癌処置で行われる子宮全摘というのは、子宮・卵巣・卵管を切除するもの。
ただし、レベル3を超えると、次第に5年生存率は下がり、レベル4に達すると、どこの病院でも5年生存率は6割を切ります。
そして、たの部位への転移が見られるのは、レベル3位からだそうです。
それで、大抵はその後の転移が阻止出来ると考えられているからですが、女性にとっては、とても辛く悲しい現実ですよね。
ですから、万が一の事を考えて、子宮体癌の治療は、例えレベル0であっても、子宮を全摘します。
例え生存率は高くても、従来の日常生活が送れていない子宮体癌の患者は少なくないと言われています。
それでもまだ、子宮の全摘だけで済めば、本当の初期段階の軽度の子宮体癌だと言われています。
これが、子宮の頸部から骨盤辺りまで進行していれば、当然手術時の切除部分は増えます。子宮体癌は比較的早期発見が安易な癌ではありますが、転移しやすい癌だとも言われています。

子宮体癌が最初に転移するのは周囲のリンパ節ですが、その後は、腎臓や膀胱なども容赦なくむしばんでいきます。
子宮体癌の処置として、例えレベル0であっても、全摘手術が行われるのは、こういう事情もあるんですね。
そうなると、そうした部位に出来た癌細胞も切除する必要が出て来る訳で、レベル0の子宮体癌患者さんとは全く違う予後を余儀なくされる訳です。
それらは全て癌の転移が原因で、結局は、発見と対処の遅れに要因がある訳です。
因みに、子宮体癌のレベルは、大きく分けてレベル0からレベル4まであるそうですね。

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