2015年02月19日

ナイアシンと統合失調症


ナイアシンと呼ばれるニコチンは、私たちの体には必要不可欠な栄養素で、糖質や脂質を燃焼させてエネルギーに変える代謝の元となっています。
そこで、この2つのビタミンBを補充する事によって、うつ病や統合失調症のような心疾患の改善に努める事が出来る、それがナイアシン療法です。
まだ、日本では余り知られていないかも知れませんが、アメリカではとてもポピュラーな施術なんですよ。
ニコチン酸とはビタミンB3の事で、ニコチンアミドとはビタミンB4の事です。

ナイアシンの存在そのものがまだまだマイナーな日本では、このナイアシン療法を取り入れている心療内科は限られているようですね。
そこで、ナイアシンを中心とした栄養補給療法が活躍するという訳なんですね。
ただし、薬でコントロールする事が比較的安易な病気でもあるんです。
ただ、食生活が欧米化してきた昨今、やはりナイアシンのバランス調整も欧米並に難しくなって来ているのかも知れませんね。
また、日本人の食習慣を考えると、通常はそれほど不足する事も過剰気味になる事もないと言われています。
なので、糖尿病の人のインスリンと同じように、一生ナイアシンを補充し続けている人も少なくないそうです。
特に、統合失調症の患者さんにとって、ナイアシン療法はとても効果のあるものだと言われています。
アメリカではもう50年位前から、このナイアシン療法は当たり前のように活用されています。
つまり、ナイアシンは、少なすぎても多すぎても問題ありきの物質なんです。
実際問題、統合失調症は、一度発症すると、うつ病のように完治が難しく、高血圧などと同様、一生つきあわなければならない事が多いと言われています。
ナイアシンは、心身の健康を維持するためには、絶対必要な栄養素です。

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