2015年03月24日
手掌多汗症の遺伝可能性
それだけ、手掌多汗症というものが、やっかいな病気で、苦しみを伴うものであるということです。
まだ見ぬ子供に、体質が遺伝することを考えると、想像するに耐えがたいものがあります。
親が汗かきの体質の場合、子供も汗かきの体質になりやすいと言われていますが、兄弟の場合、兄は汗をかくのに、弟は汗かきでないというケースもあるのです。
手掌多汗症と遺伝の関係はまだはっきりしませんが、親子の体質は遺伝するようです。
遺伝については、まだまだ解明の余地がありそうですが、手掌多汗症の治療法も最近では、色々な方法が検討されてきているので、そっちを期待する方が賢明かもしれません。
手掌多汗症の人は、自らの体験から自分の子供に遺伝しないことを祈っています。
親御さんを安心させる意味では、手掌多汗症と遺伝の関係を解明してほしいものです。手掌多汗症にかかる人は、日本人では200人に1人くらいと言われています。
体質的な面での遺伝を考えると、手掌多汗症に必ずなるとは限らず、ワキガの場合には、高い確率で子供に遺伝すると言われています。
これまでの症例を見ても、親が手掌多汗症でも、子供にそれが遺伝しているケースは少ないようです。
とにかく、自分が手掌多汗症で、子供ができた時、その子供の手が湿っていたとしても、遺伝したと勝手に決めつけないことです。
Posted by レイカ at 18:30
│病気治療と健康促進の方法